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A collection of 5 posts

Social Distancing Dub.
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Social Distancing Dub.

ある日突然、みんなが新しいウイルスの話をし始めた。 ある日突然、そして日に日に、世界中が大騒ぎになっていった。 中国の問題?東南アジアの問題?むしろヨーロッパやアメリカのほうが被害がでかい?日本もやばい?むしろ日本がやばい?ベトナムはよくやっている? 新しいMIXを録音して公開したので、よろしければ聴きながらお読みくださいベトナム政府からのアナウンスで国中のバーやクラブ、その他の娯楽施設は閉鎖された。 程なくして飲食店はすべてデリバリーとテイクアウェイのみの営業になった。地域によってはテイクアウェイすらも規制された。 国外との飛行機は日に日に減便されていき、最終的にはすべてが停止され、国内の移動手段まで閉鎖された。 多くの会社は”WFH! WFH!”と叫び散らかしながら全面リモートワークに移行した。 もちろんIT企業である弊社もご他聞にもれず、しばらく家からお仕事と相成った。 FacebookやTwitterから流れてくる色んな国の色んな事情、怒号、発狂。狂人の狂言がバカをぶん回す。 Instagramで繰り広げられる充実したいろんな人間の虚飾にまみれたおしゃれな自宅での隔離生活。

何者にもなれなかったけど何かを諦めきれないおっさんという存在
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何者にもなれなかったけど何かを諦めきれないおっさんという存在

去年末で35歳になった。今年36歳になる。 もうこれは、どうあがいたところでまごうことなきおっさんだ。 おっさんの定義ってなんだろう?とか色々考えてさんざん駄々を捏ねたが、まぁなにわともあれ35歳は間違いなくおっさんだろう。という結論になった。 ココ最近のエントリーを読んだという非常に趣味の悪い読者の方はお気づきかと思うが35歳を迎えた直後くらいからここ数ヶ月完全に精神をおかしくしてしまっていた。特に旧正月に訪れたネパールで完全にこじらせてしまってからのここ2ヶ月くらいは本当に辛かった。 原因としては色々と思い当たるフシはあるのだけど人生は常に内から外から色々な要素が複雑に絡み合って事象を構成するので原因が一つの物事に帰結してそれを排除すれば良いというほどの簡単なものではないと思うし、そもそも頭がグルグルと回ってとりとめのない思考がギャンギャンと音を立てて行ったりきたりするだけで何か解決するための努力をする気力すら湧いてこず世界の底へ底へとただ無気力に落ちていく自分を眺めていることしかできないでいた。 人生っていうのは舗装されていたりアップダウンが激しい野良道だったりといろんな道

エモ、音楽に救われた話
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エモ、音楽に救われた話

“エモい”という感覚について説明をしようとしても未だに上手にできない。 友達との話の中で勢いで酷い事を言ってしまったあと後悔が押し寄せてきて、でも素直に謝れずどうして良いかわからなくなってしまったあの放課後のこと。 初めてできた恋人の気持ちが離れていくことに気がついていながらどうにもならなくて少しづつ終わりに向かっていくのをただ悲しんでいただけだったあの夏のこと。 恋人や好きな人ととうまくいかなくなってくると嫌な思い出と良い思い出が矢継ぎ早に頭に浮かんできて息が苦しくなってしまうあの時間のこと。 後頭部がぎゅっと掴まれて、二の腕がしびれて、みぞおちが重くなって重力がなくなったような、それでいて何倍にもなったかのようなあの感覚。 エモいという言葉は自然発生的に使うようになっていた。 高校生の頃に入り浸っていた下北沢のセレクションが大幅に偏ったレコード屋で出会った年下だけど音楽にとても詳しい少年から「やばい曲がある」と聴かせてもらったJimmy Eat WorldのSweetnessに出会った日。(カメ、元気ですか) その後、JEWの名盤Clarityを買って初めて聴いたあの日

Equation(Hanoi VN)とOrganik Festival(Taiwan)の記録
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Equation(Hanoi VN)とOrganik Festival(Taiwan)の記録

ベトナム ハノイで4月に行われたEquation、更にその数週間後に台北で行われたOrganikというレイブ?フェス?野外パーティに連続で行った Equationは住み慣れたサイゴンとは全然違う北部のハノイとはいえ、ベトナムという土地だったのでまぁ大きなトラブルもなくなんとかなったけど、多分はじめてだとなかなかハード 台北は慣れていないので距離感などもつかめず台北から会場への移動にかなりコツが必要であったのでその記録をつけることにした。 ※Organikに関しては翌年(2019年)も参加したのでそこで気づいた点について追記した。 Equation [https://equationfestival.com/] (Hanoi) ハノイ市街から1時間ほど車で行ったキャンプ場で春くらいに行われるパーティ、Questというおそらくベトナムで一番有名な大規模なパーティと同じ会場 > #equation2018 #sontinhcamp #rave #weekend #hanoi #vietnam [https://www.instagram.com/p/BhTdFrklRZr/?ut

2. DJをすることについて考えた
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2. DJをすることについて考えた

だらだらブログ2夜目 DJというものはなんなんだ。と、時々考える。 やってることを端的に言うと人の曲を勝手にかけてるだけだ。その存在にどんな意味があるんだ。 そう考えることがある。 今のところの僕のその解釈はDJとは「プレゼンター」であるべきだ。という考え方だ。 ※DJといっても広義なのでバトルスタイルなどのパフォーマンス系ではなく、ここではクラブで曲を流しているDJとする 元々10代の頃にちょこちょことアナログを集めて時々DJのようなことをしていた。 当時からCDJは苦手だった。というか金なくてCDJなんて買えなかったから使い慣れてなくて現場でも積極的には使えなかった。(当時レコードや曲作りの方の機材ばっかり買ってお金がなくて機材にお金が回らず、Technicsのターンテーブルを買えなかったから安いStantonの中古ターンテーブルとBehringerのミキサーを使っていた) 当時は主にハウス、ドラムンベース、ミニマル・テクノ、デトロイト・テクノあたりのちょっと冷たい感じの音がメインだった。アートコアって流行ったよね。 20代は仕事が忙しかったし、そもそも音楽に対するモチベー